ホームページの価格の幅の正体はいったい・・・【価格2】
ホームページの価格に幅が有るのはなぜだろう
オーダーメイドのため、ホームページの価格が高くなるのは仕方ない、というのはわかったけれど、
最近では、
- 0円でホームページを自作でき、その後もずっと費用の掛からないサービス
- 初期費用が0円で、月額いくらといったものや、トータルで5万円程度で安価なもの
- ホームページ制作費が数十万円から百数十万円、数百万円するもの
など、その価格の幅は様々です。
それら価格の差はいったいどこからくるのでしょうか?
ホームページ制作の流れでを見ていただいた方は、なんとなく、
費用の内訳をご理解いただいたと思います。
- デザイン費
- コーディング費(デザインを実装する)
- プログラミング費(開発費)
- コンサルティング費(企画費)
です。
ですが、
実は、ホームページ制作費には、
デザイン費、コーディング費、プログラミング費、コンサルティング費とは別に、
営業・広告費、粗利も含まれています。
それぞれ価格のからくりを見ながら、それらの割合を見ていきましょう。
(すべての業者に当てはまるわけではありませんが、参考にしてください。)
また初期費用とは別に、割賦金の総額、更新に関わる費用(運用費)を含めると
トータルでいくらになるのか、を考えてみてください。
ホームページ制作会社に依頼する
制作会社に依頼するケースをまとめてみました。
例外はありますが、大体かきのような分類が出来ると思います。(クリックすると大きな画像が開きます。)
以下、細かく、見ていきます。
数百万円もするサイトは、悪徳業者の可能性が高い
A-1.のケースです。
依頼主が詳しくないことをいいことに、無駄に高いホームページを勧めてくるような業者は辞めてください。
しかも、リース契約をさせるような会社はほぼ悪徳業者だと考えていいので、やめておきましょう。
請求額のほとんどが、営業・広告費と、粗利です。
いまどき、普通の事業用のホームページをつくるだけで、数百万もかかることはありません。
(特殊なことや特殊場デザイン、システム開発が絡む場合は、あり得ます)
いずれにしても、初めてのホームページ制作にそんな高額の提案をする業者は、そもそも信用が置けない気がします。
なんとなく、かっこいいホームページが納品されて、
「月々のサポートが手厚い!」との触れ込みだったはずなのに、
そのサポートはほとんどなく、せっかく作ったホームページを全く生かせません。
値段が高い場合は、金額の内訳を確認し、丁寧に説明してくれるかを確認してください。
もし、内訳が理解できない、効果が見えない、
そのような見積もりを提示してくるようでしたら、その業者を選ぶのは辞めましょう。
ホームページ制作費が 数十万円~百数十万円
しっかり作りこめばこのくらいにはなります。
A-2 、A-3、A-4のケースです。
一番お金がかかっている部分が、デザイン費と、
それをホームページに実装するためのコーディング費です。
そして、コンサルティング費用です。
予算が同じであれば、A-3>A-2>A-4の順でお勧めします。
同じ金額なら、コンサルティングに予算を割いてください。
あなたのサイトが、インターネットという途方もない商圏の中で、
お客さんに見つけてもらい、選んでもらうために、
しっかりコンサルティング、マーケティングを行ってあなたの商売の強みを
ふんだんに盛り込んだホームページを作成してもらいましょう。
ただし、それら(コンサルティング、マーケティング)には、
それなりの金額がかかることを覚悟した方がいいでしょう。
ご自身で出来る場合は、ご自身で行うのも手かもしれませんが、
自分のことや業界のことは、意外とよく見えないものです。
外部の専門家に、客観的に見てもらう、貴方の商売の強みなどを引き出してもらってください。
ただし、業者選びは慎重に行ってくださいね。
取り組み方として一番お勧めなのは、「まかせっきりにせずに、一緒に行うこと」です。
あくまで主役は貴方と、貴方のお店、会社ですから。
同価格帯でも、業者によっては、”デザインだけ”のホームページを提案してくるところも在ります。
デザインだけだとしても、それなりの実費がかかるのは、嘘ではありませんが、
ホームページは、デザインよりも、内容(企画・コンテンツ)を充実させる方が、
訪問者にとっても、サイト運営者にとってもどちらにもいい結果になりやすいので、
「何を差し置いてもホームページの”デザイン”が優先で、
そうでなければ、ブランドイメージに大きな影響を与える」、
という場合を除いては、あまりデザイン費にはお金を掛ける必要はありません。
>>ホームページのデザインと企画、どちらが集客に影響を与えるのか
それよりも、企画・マーケティングをしっかり練ってくれるコンサルティング色の強い業者を選んでください。
ホームページ制作費は 数万円~十数万円
A-5、A-6についてです。
10万円以下、また10万円前後のホームページは、
テンプレートを使っているため、デザイン費、コーディング費が不要となり、
格安で提供されています。
テンプレートとはいえ、多少はいじることもできますし、
豊富に用意されているので、デザイン面を過剰に心配する必要はありません。
しかし、こういったテンプレートでの格安ホームページ作成業者は、
コンサルティングを行っていないところも多いため、
制作時点でのSEO(検索で上位に表示されるための施し)が
ほとんど為されていない事も多く、
当然、運用時には、自分で勉強して行うしか有りません。
自分でできない場合は、他業者へ依頼することになり、結局は高くつくことも有ります。
最初はどうしても初期費用を抑えたい、という場合は、有りな選択だと思いますが、
できれば、これから商売を加速していきたい、ホームページで集客したい、とお考えの場合は、
ある程度の予算を確保して、制作を検討した方が、早く結果が出ます。
テンプレートでの格安ホームページ業者で制作をしてもらっても、
SEO効果も高く、安く抑える方法が一つだけあります。
それは、自分で更新を行う場合、です。
SEO(検索で上位に表示させるためにやらなければいけない事)を行うためには、
沢山更新することが必須です。
>>ホームページを更新する?ってどういうこと
格安サービスで作成したホームページでも、
自分で簡単に更新していけるものであれば、
制作後に、集客できるホームページに育て上げることが可能です。
育て上げるためには、自分でホームページやブログを更新することが出来無ければいけません。
安く作ってもらう場合は、納品後、そのホームページを
自分で簡単に更新していけるのかを、必ず確認してください。
「更新は、私たち(業者)にお任せ下さい(あなたは自分では更新できませんよ※)」、
という業者は、絶対にやめてください。
※更新できない、とは、 契約・仕様上の制約でご自身で更新が簡単にできない、場合や、
自分で更新するには、知識と経験を要する場合を言います。
ブログやメールを書くように簡単に更新できることができなければ、
簡単に自分で更新できるサイト、とは言えませんので、
格安業者で依頼する際は、その点をしっかり確認してください。
「自分でも、ブログやメールを書くように簡単に更新できますか?」と聞いてください。
「CMSというシステムを使っているので簡単にできますよ」といった回答であればOKです。
「HTMLなど言語を勉強すればできますよ」はNGです。
再度、表を見てみます。(クリックすると大きな画像が開きます。)
私のお勧めは、
予算が有る場合は、A-2 .A-3 です。
予算が少ない場合(更新していく気持ちが有る場合)は、A-5 をお勧めします。
当事務所は、A-3.、A-5.相当のサービスを提供しています。
詳しくは下記をご覧ください。
[メニュー・料金]
以上が、ホームページ制作会社に依頼する場合のそれぞれの価格帯の特徴でした。
つぎは、ホームページを自作する場合 について見てみますー>